第40回仏教公開講座(本荘・にかほ地区)
第40回 仏教公開講座
講題 城下町本荘の成立とその特質 -新出寺院史資料と「正保城絵図」群の中の寺院配置-
17世紀初期、出羽国最大の大名である最上義光の重臣、本城満茂によって本荘に城下町が建設された。本荘城下の建設と変遷については、既刊の『本荘市史』に詳しいが、刊行後二十数年がたち、この間、新たに発掘された史資料もあって、それらの中から従来の城下町形成史に新たな見解を付け加えることも可能となった。この度の講演においては、新出史資料を紹介して市史にあってあまり触れられなかった「赤宇津」についても検討したい。
加えて、近世前期、江戸幕府が各大名に統一的に作成させた「正保城絵図」から各城下町の寺院配置を通覧して、その面からも本荘城下町の特徴を考えて行くことにしたい。
講師 長谷川 成一(はせがわ・せいいち)氏 弘前大学名誉教授 由利本荘市出身
日時 2024年9月1日(日) 午後1時30分~4時
会場 ボートプラザ「アクアパル」
〒015-0831 由利本荘市北裏地54番地1
聴講無料
お問合せ先 超光寺 由利本荘市猟師町20 0184-22-0654
共催 真宗大谷派東北教区秋田県西組・行信会(由利本荘市・にかほ市真宗大谷派寺院)