第48回公開仏教講座「親鸞に聞く」(秋田地区)

講題 「信をとりて人にも信をとらせよ」
講師 木越祐馨(きごしゆうけい)氏 能登教区 光琳寺 住職(石川県輪島市)
輪島市文化財保護審議会委員・七尾市文化財保護審議会委員・加能地域史研究会代表委員
東北真宗の世界は、宗祖親鸞聖人の関東門弟の進出によって始まるという。東北の人々はその教えをどのように受容したのであろうか。
これを明らかにしてくれるのが、本願寺八代蓮如上人の教化である。上人は関東・東北に二度足を運んでいる。教えを受けた門徒は吉崎を訪れ、聴聞に励んだようだ。当時、本願寺門徒の多い近江堅田の商人は、日本海を往来して東北にも進出していた。このような環境のなかで、人と物が交流し、教えが広がったといえよう。
上人の東北での行実(信をとりて人にも信をとらせよ)を手掛かりとして、宗祖がお勧め下された教えを確かめていきたい。
日時 2025年6月24日(火)午後2時~4時
会場 正覺寺 秋田市雄和下黒瀬字野中8番地 TEL018-886-2422
聴講料 無料
主催 真宗大谷派東北教区秋田県西組
主管 公開仏教講座実行委員会